円谷幸吉の遺書

円谷幸吉さん。1962年の東京オリンピックで銅メダルを獲得したマラソンランナー。27才で自殺した方。

円谷幸吉さんの遺書から、彼を紐解き、自殺と遺書の溝を埋める朗読劇を見ました。

私、自殺は反対です。どんな理由があっても絶対ダメです。そう思っています。

君が楽になることで、残された人たちは、おそらく、君が想像しえない苦しみをおうんだぞ。ダメです。絶対。

お声がけいただいたことと、もしかしたら、その私の考えが変わるかもしれないとおもって、朗読劇に足を運びました。

結論:自殺はダメだよ、やっぱり

自らを殺したらダメだ。

父上様、母上様、三日とろろ美味しゆうございました。干し柿、餅も美味しゆうございました。敏雄兄、姉上様、おすし美味しゆうございました。克美兄、姉上様、ブドウ酒とリンゴ美味しゆうございました。

巌兄、姉上様、しそめし、南ばん漬け美味しゆうございました。喜久蔵兄、姉上様、ブドウ液、養命酒美味しゆうございました。又いつも洗濯ありがとうございました。

幸造兄、姉上様、往復車に便乗させて戴き有難ううございました。モンゴいか美味しゆうございました。正男兄、姉上様、お気を煩わして大変申しわけありませんでした。

幸雄君、秀雄君、幹雄君、敏子ちゃん、ひで子ちゃん、良介君、敦久君、みよ子ちゃん、ゆき江ちゃん、光江ちゃん、彰君、芳幸君、恵子ちゃん、幸栄君、裕ちゃん、キーちゃん、正祠君、立派な人になって下さい。

父上様、母上様。幸吉はもうすつかり疲れ切つてしまつて走れません。何卒お許し下さい。気が休まることもなく御苦労、御心配をお掛け致し申しわけありません。幸吉は父母上様の側で暮らしとうございました。

遺書が美しいと評されているのです。恨みつらみがまったくなく、感謝と謝罪しかないと。

幸吉さんにお会いしたことないですし、どんな気持ちで書いたのかの背景もわからないので何か言える立場ではないですが、遺書を読んで、朗読劇を見ても感じたのは「ほんとに?」です。

死にゆく人が、残された人に綴る遺書にかいてある「感謝の言葉」って恨みや憎しみが込められているように読めるのですが。

「あなたが憎くて、私は死にます」よりも「私はここで生涯を終えますが、あなたは、どうか、末長く生きてください」の方が相手により深い傷を残せると思ってしまいますもん。

とまぁ、悶々としながら、ほんと私は性格が悪くて、ひねくれてるなぁと思いました。

私の心に寄り添うような月夜です。

確定申告頑張ります。

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